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【2025/04/29 17:16 】 |
Artifact

Artifact


An artifact may be defined as an object that has been intentionally made or produced for a certain purpose.  Often the word ‘artifact’ is used in a more restricted sense to refer to simple, hand-made objects which represent a particular culture. According to Webster's Third New International Dictionary, an artifact is “a usually simple object (as a tool or an ornament) showing human workmanship and modification as distinguished from a natural object.” The Oxford English Dictionary defines an artifact (artefact) as “anything made by human art and workmanship; an artificial product.” This sense of the word can be seen from the word itself: it is derived from the Latin words arte, ablative of ars (art), and factum, the past participle of facere (to make). In experimental science, the expression ‘artifact’ is sometimes used to refer to experimental results which are not manifestations of the natural phenomena under investigation, but are due to the particular experimental arrangement, and hence indirectly to human agency.

工芸品とはある目的において意図的に製作または制作される造形物と定義される。しばしばこの「artifact」という言葉は、特定の文化を象徴する簡単で手作りの物を意味することに限られる場合もある。ウェブスター新国際辞典第3版によれば、工芸品とはふつう、自然の対象から区別された人間による技巧と改変力を示す(道具や装飾品としての)物体を単に指すことが多い。オックスフォード英語辞典では工芸品(またはartefact)人間のわざ・技巧によって作られたすべてのもの、人工物と定義している。この言葉の意味はこの言葉自身から辿ることができる。それは、ラテン語のarteすなわちars(art)の奪格と、factumすなわちfacere(makes)の過去分詞のことである。実験科学においては‘artifact‘は観察による自然現象の現れではない、特定の実験的改変、それゆえに間接的な人間の作用による実験の結果に言及する際に使われている。

(メモ)
refer toは「もとのところへ運ぶ→選んでから戻す」という使われ方をしていたことが分かった。生活の中で使用改変されながら受け継がれてきた言葉なのだ。語源の学習の有用性が分かる一例である。

この文章ではラテン語のarteはartの奪格であると書かれていたが、少し格について調べてみた。
古英語において、名詞の格は、主格、対格、与格、属格の4つが存在したらしい。
主格「~は、が」:主語の働き
与格「~に、~へ」:間接目的語・to等の働き
対格「~を」:他動詞の直接目的語
属格「~の、~から」:所有格・分離等の働き
対格と与格は現在の目的格一つになり、与格は、間接目的語以外の働きは、前置詞+名詞に置き換えられ、属格(~の)は所有・所属を表すもの(現在の所有格[-'s])以外はほとんどが of + 名詞 の形へと置き換えられた。
奪格は主に起点・分離(~から)を示す。古典ギリシア語では属格に吸収されたが、ラテン語では処格・具格を吸収して、手段(~によって)等を始とする多彩な用法をもち、さらに絶対奪格 (ablativus absolutus) という独自の用法をも発展させた。ギリシア語に存在しないこの格を、ローマ人は「われらの格」と呼んで誇った。(wikipediaより)
その他、具格(道具・手段を表す)、処格(場所を示す)、呼格(呼びかけ)などがある。
斜格(しゃかく、英: oblique case、羅: casus generalis)は、名詞における主格以外の格全てを指す[要検証 – ノート]。名詞が格変化を起こすインド・ヨーロッパ語族やフィンランド語などに見られる。(wikipediaより)

今自分たちが使っている、まず「何?」を問う文化ではない、「いつ?」「誰と?」「どこで?」を問う文化があり得るということだ。あるのだろうか。興味深い。


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【2013/11/20 07:53 】 | 翻訳 | 有り難いご意見(0)
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